速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)の違い
筋肉にはざっくり分けると2種類あり、速筋と遅筋があります。
速筋とは、瞬発的に力を発揮する筋肉で、日常で使う場面だと
重いものを持ったり、ダッシュするときに使われる筋肉です。
遅筋よりも大きくなりやすい筋肉なので
筋肥大(筋肉を大きく)させたいときはこの筋肉を鍛えます。
遅筋とは、瞬発的な力は出せないけど、持続的に使える筋肉です。
日常的な場面だと、ウォーキングやジョギングなどで使われます
筋肥大させたくないときや持久力を付けたいときは
この筋肉を鍛えます
短距離走と長距離走でも、使う筋肉は違うのはこのためです。
それぞれの鍛え方
速筋は
これを鍛えるには無酸素運動で鍛える必要があります
負荷が強めの自重(懸垂やディップス)やウエイト
トレーニングなど高負荷、低回数を意識します。
遅筋は
これを鍛えるには有酸素運動(ジョギング)などで鍛えます。
負荷が弱めの自重(器具を使わないで自分の体重だけで鍛える)
やウエイト(重り)で鍛えるには回数を多くすることで鍛える
ことが出来ます。腕立てや腹筋でも、回数をできるくらいの
負荷だと有酸素運動に近くなりますね。
遅筋を鍛えるには、低負荷、高回数にすれば持久力も付きます。